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比喩表現の定番!創作で使いたくなる花言葉をご紹介|一覧サイト

創作界隈の方ならみなさん一度は「花言葉」興味を持ったことのあるのではないでしょうか。創作時以外でも、大切な人に花を贈るときに調べた経験がある方は多いと思います。

物語やイラストで使う場合は、直接的な比喩表現として使ったり、メタファー(暗喩)としてそっと忍び込ませたり、登場人物のセリフで使ったり、表現方法は多種多様。

美しい花にふさわしい愛に溢れた言葉はもちろん、思わずヒヤっとするような思いがけない言葉まで、知れば知るほど興味が湧くとても奥の深い世界です。

もくじ

花言葉のはじまり

起源はとても古く、17世紀のトルコと言われています。当時のトルコでは文字や言葉ではなく、花に想いを託して贈るという“、とてもロマンチックな風習がありました。

その後イギリスなどヨーロッパ各国に徐々に花言葉の文化は広まっていき、日本には明治初頭に入ってきたと言われています。

日本での花言葉

花言葉が1冊の本になったのは、文壇がロマンシズムで盛り上がっていた明治43年。花言葉の解説と、与謝野晶子の短歌が収められ「花」というタイトルで世に出ました。

日本は古来から自然や植物、風景に心模様などに特定の意味を持たせ、和歌や俳句などで多くの人々共通イメージを広めてきました。そんな日本の風潮と、花言葉は相性抜群。文豪だけでなく一般人にも早々に広まっていくのです。

厳選!さまざまなシチュエーションにぴったりの花言葉

「あなたのことが好きです」愛の告白には?

向日葵(ヒマワリ)

  • 私の目はあなただけを見つめる
  • あこがれ

夏を象徴するヒマワリは、私たちにとってとてもなじみ深い花です。子供時代のノスタルジーと初恋が重なって、告白のイメージと抜群に合いますよね。

愛しい人に“永遠の愛”を告げる

桔梗(ききょう)

  • 永遠の愛
  • 変わらぬ愛
  • 誠実
  • 気品

日本の野山に自生する深い藍色の花、桔梗。万葉集にも登場する奥ゆかしくも凜とした意味を持つ花です。

花言葉の由来は、“戦争へ行った夫を10年もの間待ち続けた妻”が由来と言われています。純潔を守るために命を絶ったという説や、妻の名前や家紋が桔梗だったという言い伝えがあり、「誠実」という花言葉にもよく表れています。

前向きな別れ、新たな出発に

スイトピー

  • 門出
  • 思い出
  • 別離

春を象徴する花の一つ、スイトピー。卒業式や退任のセレモニーでお目にかかることが多いのは「門出」という花言葉が理由にありそう。スイトピーの可憐な花に込められた思いが“新たなる出発”だと知ると、一つの別れも前向きに捉えられそう。

揺らぐ心。ときには移り気も……

紫陽花

  • 移り気
  • 辛抱強さ
  • 浮気
  • 無常

梅雨の街を彩る紫陽花。住宅街から各地の名所まで、長雨と紫陽花のコントラストは例え難い美しさがあります。

そんな紫陽花の代表的な花言葉は「移り気」。色の変化が無常を表しています。色によって様々な花言葉をもつ紫陽花ですが、空模様と花の色彩の移り変わりを表した花言葉はなんとも風情がありますよね。

ヤンデレ?メンヘラ?沈んだ気持ちを花に託したいときは

ゼラニウム(白)

  • 私はあなたの愛を信じない
  • 憂うつ

アロマオイルでも定番のゼラニウム。色によって様々な花言葉を持ちますが印象的なのは白のゼラニウムのメッセージ。海外では嫌いな相手にこの花を送るので、それが由来と言われています。

ただ「嫌い」というメッセージではなく「私はあなたの愛を信じない」という花言葉に何か意味がありそう……。

私たちが日頃目にする花に込められた物語を知ると、さらに表現力が豊かになりそう。花言葉の背景にはさまざまなエピソードがあるのでぜひ触れてみてください。「神話伝説に基づいた花言葉」「本当は怖い花言葉」など、語り尽くしたいネタはたくさん♪

次回の花言葉シリーズを楽しみにお待ちください!

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