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創作作品で大切な要素のひとつが衣装です。世界観を現す大切な要素であり、物語をより盛り上げてくれます。
とは言え、衣装を自分でデザインするというのはなんとも難しいもの。そんなデザインをする際に助けになりそうなヒントやサイトをご紹介します。
衣装のデザインってどうやってつくるの？
まずは、どのようにして衣装のデザインを作っていくのかステップを見ていきましょう。衣装を作るときのポイントはパーツに分けるということです。
衣装はいろんなパーツが集まってひとつの形になっています。例えば、ドレスであればシルエットとトップス、首元、袖、スカート、靴に分けられます。このパーツの数が多ければ多いほど情報量も多くなり、少ないとシンプルなものに。自分がデザインしたい服装や絵柄に合わせてパーツを分けていきましょう。
パーツを分けたら、ひとつずつ形を決めていきます。各パーツにいくつかパターンがあると、それぞれのパーツの組み合わせを変えながらデザインを決めることができます。
全てのパーツを組み合わせて衣装ができあがります。自分でひとつ、こだわりのパーツを決めておくと、それが自分の作画の特徴のひとつになってくれるかもしれません。
完全な模倣になっていないか気をつけて！
ファッションにもトレンドや流行があり、どうしても似たものになってしまう場合も。どうしても避けられないものなので、比較的、模倣には寛容です。
どういったことが模倣だと判断されてしまうかというと、特徴的な模様や形状、共通の色、トレースされている場合です。
「ステキな模様だな！私も同じ模様の服にしてみよう！」と気軽に真似をしたものがパクりと判断されるのです。見た人がどのような印象を受けるのかも大事な要素ですので、デザインする際はできるだけ自分らしさを取り入れることが必要になってきます。
また、模倣とは異なりますが、すでにある会社のマークなど使ってはいけないものもあるので注意が必要です。
特殊な世界観の衣装はどうする？
現代世界が舞台の作品なら問題はありませんが、ファンタジーなどになってくると、衣装に関するヒントもなく、デザインすることが難しくなってきます。
そこで役に立つのがPICTURES内にある「ファンタジー衣装の描き方」というページです。ファンタジー作品内に登場する定番の衣装の紹介に始まり、どのようにオリジナリティを出していくか、ということを紹介してくれています。
そのほかにも、小道具のデザインや着こなし方も提案してくれており、ファンタジー作品を描いたことがないという人でも満足できるものに仕上がるはず。
こだわりたい、和の世界観
和装もまた世界観を際立たせるのにはぴったりな衣装です。
時代ものはもちろん、和風ファンタジーでも登場しますし、現代モノだったとしても和装をアレンジした衣装もすてきですよね。PICTURESでは和装イラストについても紹介しているページがあります。
和装のアレンジしたデザインや、人気の柄を紹介。中には、柄によって時代背景が分かったり、意味があるものもあったりするので、物語のアクセントとして取り入れることができそうです。
また、和装はこだわりが強い人が多いのも事実。着物の着方の基本を知っておくだけでも書き方に差が出てくるかもしれません。
衣装で物語を華やかに
シンプルな衣装でももちろん良いのですが、衣装が凝っているやはり画面も華やかなものとなります。自分が描くキャラクターが良い衣装を着ていると、テンションも上がるかも！？
描くのは大変かもしれませんが、自分のこだわりや世界観を衣装に反映させてみるのもアリ。
