BL(ビーエル)とはボーイズラブの略で、男性同士の恋愛模様を描いた作品のことです。
最近ではテレビドラマでもBLが題材にされるなど、以前よりも一般的になっていますよね。しかしBL独特の用語も多く、知らない人にはわからない言葉も多くあるでしょう。
今回は、BL作品を読む上で「知っておくとよい初級の用語」とその意味を1問1答形式でご紹介します。簡単なものをご紹介しますのでぜひ覚えてくださいね。
攻め、受け
攻め、受けとは、肉体関係になったときに挿入する側とされる側のことです。
基本的には攻守交代することはありません。攻めや受けの他には、「左右」や「タチネコ」で表されます。
CP(カップリング)
CPとは、カップリングの略です。ある特定の2人が結ばれる際に使います。BLを読むときに大体こういう話ですといった注意書きがあるのですが、そこにCP名は書いてあります。
CP名は通常、左側に書かれているのが攻めで右側が受けです。
逆カプ
逆カプとは、ある作品が自分が好きな2人の組み合わせだけれど、攻めと受けが逆になっている状態のことを指す言葉です。例えば通常Aが攻めでBが受けの「AB」を読んでいるけれど、逆カプの「BA」も好きで読む、といった形で使用します。
リバ
リバとは、同じ作品の中で、ある2人が攻めも受けも両方行うことを指します。英語のリバーシブルの略です。逆カプやリバはこだわりが強い方には苦手なものであることが多く、取り扱いが難しくなっています。
固定
固定には、カップリング固定や左右固定があります。カップリング固定は特定の2人以外のカップリングを受け付けないという意味。左右固定とは、攻めと受けが変わらないという意味です。自分はカップリング固定や左右固定だからと言っている人は、逆カプやリバを受け付けませんと示しています。
〇〇サンド
〇〇サンドとは、サンドイッチのように2人のキャラクターが1人をはさむ(攻める)といった意味です。基本的に3人のキャラクターを中心とした恋愛で、2人が1人を愛する関係を描いた作品にこの名前がつけられます。
BL(ボーイズラブ)の用語を知って、作品を楽しもう!
BL(ボーイズラブ)の作品を楽しむ上で、初歩的な用語の解説をしました。
作品を読むとき、まずあなたは注意書きを読むことになるかと思います。その際にCPや攻めと受けを間違えて、「思っていたものとちがう・・」とならないように、くれぐれもお気をつけください!
本記事でご紹介したBL用語を知っているだけで、今後もお気に入りの作品とたくさん出会えるかもしれませんね。