行くのも楽しいけれど、出店するのも楽しいのが即売会イベントです。
とは言え、初めて出店するときは何をすればいいのか分かりませんよね。今回は文学フリマに出店する際の準備についてご紹介します。
まずは出店手続きをしよう!
出店の申し込みは文学フリマの公式サイトから行いましょう。
各地で行っているので、自分が出店したい地域の文学フリマをクリック!
順に必要事項を記入していくだけで出店申し込みが完了。文学フリマでは先着で出店が確約されるので、出たい!出る! と決めたら早めの申し込みが吉。
その後、出店料を入金(クレジットカード可)して出店準備は完了。
文学フリマではWebカタログがあるので、どのような作品を出すのか、どんなサークルなのかも登録しておくと良いでしょう。
作品を作ろう!
文学フリマで取り扱われているジャンルは本当にさまざまです。
小説も、ミステリ、サスペンス、純文学、SF、ファンタジーなど幅広く揃っており、そのほからも詩や評論、俳句、エッセイ、研究所、ノンフィクションなど、自分が「文学」と信じる作品ならOK。
作品の形態もひとつではありません。自費出版の書籍、コピー本、手製本、CDや電子書籍、Tシャツ、豆本、などなど。自分の発想を自由に形にしてみましょう!
当日の準備は?
絶対に必要なのは、出店案内と入場証、自分の制作物と釣銭です。極論はこれだけあれば大丈夫。
ほかにも、ゴミ袋や、文房具(筆記具、ガムテープ、はさみなど)があると安心でしょう。
しかし、できるだけ多くの人に手をとってもらいたい、となると販促物も用意したいところ。
ブースが目立つようにポスターを用意したり(ただし、他のブースの邪魔にならないようにしましょう)、値札やPOPなどがあるだけでもブースが華やかになります。
また、なんとなくブースを気にしてくれている人がいる……というときに渡せるフライヤーなどもあると良いでしょう。自分なら「どんなブースなら立ち寄るか」「どんなブースなら本を購入するか」を考えながら準備すると〇。
また、ブースの清潔感も大事です。本はもちろん、ポスターなどが汚れていないかをチェック。また、訪れた人が使えるようなミニ消毒スプレーや、現金をやりとりするトレイなどを用意しておくと安心でしょう。
まずは自分が楽しめる出店準備を!
当日も楽しいですが、「どうすればたくさんの人に手に取ってもらえるか」を考えながら準備するのも楽しいものです。
きっと、自分が楽しんで作ったものなら手に取ってもらえるはず! と信じて準備に取り組んでみてくださいね。