愛を込めて、苦労しつつも出来上がった同人誌。満ち足りた気持ちで同人誌を広げたら、誤字が! 脱字が! 何度も確認をしたはずなのに、本になった途端に見つかる誤字脱字に唇をかみしめることも多いのではないでしょうか。それだけではなく、「あんなに確認したのに!」としばらく立ち直れなくなる人もいるかも?
多くの人が体験している印刷後の誤字脱字、どのように対応したら良いのでしょうか。
正誤表ペーパーを挟む
ひとつ見つけたら、他にもあるのでは!? と思ってしまう人が大半のはず。
潔く、もう一度全体を見直して、正誤表ペーパーを作り本に挟むというのもひとつの手です。
ただ、ペーパーを作っているうちに悔しさで更に落ち込む可能性もあるので、わりと自分の身を切る方法になるかもしれません。
再販などで修正
出来上がったものは仕方がないと、再販の機会に修正をするという人が多いようです。再販の際は、初版で見つけていたもの以外にも入念なチェックを。できれば、自分以外に別の人にも確認してもらうと、さらに誤字脱字を減らすことができます。
読者の脳内変換にゆだねる
意外と読んでいる側は誤字脱字が気にならなかったりするもの。特に物語に惹き込まれている場合は、脳内で勝手に変換して読んでくれている可能性が大いにあり得ます。あまり深く考え込まないことも大事かも?
SNSで謝罪
イベント頒布時にSNSで「誤植を見つけました! ごめんなさい!」と発信してしまうのもアリ。懺悔することで、自分の気持ちが軽くなる場合もあります。きっと、見ている人たちも「あるある……」と温かい目で見守ってくれるはずです。
諦める
「私も人間だ!間違えることはある!」と諦める、もしくは開き直るのも精神衛生上いいかもしれません。たとえ誤字脱字があったとしても、同人誌は楽しく読んでくれる人がいるはずですから!
もちろん、印刷所に入稿前に入念なチェックをすることは大事です。時間に余裕があれば、自分だけではなく、同人仲間や友だちにダブルチェックしてもらうのがオススメ。
また、パソコンの画面ではなく、一度印刷してみると意外と気づかなかった誤字脱字を見つけることができます。
印刷後の誤字脱字発見時の対応のほか、入稿前の確認方法をいろいろと試してみるのもいいかもしれませんね。