よく耳にする「ネップリ」とは、スマホやパソコンの写真、画像のデータをコンビニのコピー機でプリントできるサービスです。ネットプリントを略してネップリです。
使ったことがない人にとってはなんのことやら……?かもしれません。ここではネップリのやり方、ノベルティの活用法についてご紹介します。
ネップリのやり方は?
まず専用のスマホアプリをダウンロードしてください。アプリをあんまり増やしたくない……という人もごめんなさい、ここだけは、ぜひ!
コンビニ | アプリ名 |
---|---|
セブンイレブン | かんたんnetprint |
ファミリーマート | ファミマネットワークプリントアプリ |
ローソン | ネットワークプリント |
ファミリーマート ローソン ポプラグループ | ネップリ(旧ツイプリ) |
ダウンロードをしたら、写真、画像を選択し、アプリにアップロード。マルチコピー機にプリント予約番号を入力します。あとはコンビニのマルチコピー機に予約番号を入力してプリントアウトすればOK。
かかる費用はプリント代だけです。サイズやコンビニによって金額が異なる場合もあるので、確認しておきましょう。
無料配布のノベルティ作りもネップリで!
イベントで同人誌を買った際についてくることもあるノベルティ。同人誌のスピンオフだったり、おまけだったり。ポストカードという場合もあるでしょう。
ただ、ノベルティを渡す側かるすると、どれだけ用意すればいいか予想がつかず難しいところ。また、イベントでの出費を減らしたい人にとっては悩ましい点ではないでしょうか。
そんなときに活用できるのがネップリです。
ネップリでは写真だけではなく、文書プリントもできます。なので、頒布した同人誌のおまけ小説などもプリント可能というわけです。
購入してくれた人には、ネップリのプリント予約番号を渡すだけでOK。
もしかしたら、イベントには来られなかったけど、せめてノベルティだけでも読みたい!欲しい!という人がいるかもしれません。そういう場合にも活用することができます。
そして、ノベルティを用意するための費用を削減することができるのもポイントのひとつです。
「そんなに費用はかけらない……」「何から始めればいい?」「印刷所にお願いしてもそんなに部数は必要ないし……」
そんなときに作ってみたいのがコピー本です。
ぜひ、ネップリだからこそできるアイディアでノベルティ作りを楽しんでみてくださいね。
コピー本って?
コピー本とはその名の通り「コピーをして作った本」です。
印刷所に注文して作った本ではなく、コンビニやコピーサービス店などで、自分でコピー(印刷)をし、製本したものになります。もちろん、自宅にプリンターがあるという人はそれで作ったものも含まれます。
印刷所に頼むのは少しハードルが高いという人にとっても、チャレンジしやすい方法です。
コピー本ってどうやって作るの?
コピー本は、特にフォーマットや特別なルールがあるわけではないので、どんなふうに作っても問題ありません。
今回は2種類の方法をご紹介します。
袋とじ印刷で作る
まずは、袋とじ印刷で作る方法をご紹介します。
- 2ページごとに袋とじ印刷(漫画、イラストの場合は2ページを並べてコピー)
- 袋とじ印刷をしたページを全て折り、ホチキスで綴じる
ホチキスで綴じる際に遊び紙を入れてもOK
- 背になる部分に両面テープを貼り、端を切りそろえる。テープで裏までくるむ。
- 表紙にしたい紙に、片側の端を合わせて置き、片側に貼りつける。くるむようにして、反対側の両面テープ部分にまで表紙を巻き付けるように貼り付けて出来上がり。
中とじで作る
中とじで作るコピー本は、本の中心部分をステープルする方法です。ただ、ページの配置がややこしくなります。
8ページの本だとしたら、1ページめと8ページめが隣合わせになり、その裏面は2ページ目と7ページ目が隣合わせになります(1ページ目の裏が2、8ページ目の裏が7)。
単ページで出力したあと、一度組み合わせを作ってから両面コピーをしたほうが失敗は少なくてすみます。一部印刷をして組んでみたほうが良いでしょう。
コピー本のメリット・デメリット
自分で全て作業をするので、イベントギリギリでも完成が可能です。その場ですぐに作ることができるのが大きなメリット。
また、印刷所に比べて手ごろな価格で作ることができます。その分、少し表紙で凝ることもできます。例えば、用紙にこだわったり、帯をつけることも可能です。
ネップリだからチャレンジできることも!
ただ、デメリットとしては、ページ数が多い本は作りづらかったり、50部100部単位での製作が厳しいということが挙げられます。
自分がどのような本を作ってみたいか、チャレンジしてみたいか。思い描くものはいろいろあると思いますが、コピー本もぜひ選択肢のひとつに入れてみてくださいね。
金額面が気になったり、「たくさん作っても余ってしまったらどうしよう?」という場合にも、ネップリだとチャレンジのハードルがグッと下がります。やってみたいことに挑戦しやすくなるのです。
また、購入する側もノベルティをゲットするか否かの選択が生まれます。ノベルティも欲しいと思ってもらえるような作品を書くぞ! とモチベーションアップのひとつのきっかけにもなるかもしれません。