イベントなどでよく目にするのが「無料配布(無配)」です。誰でも手に取ることができ、多くのサークル主が用意しています。
でも、頒布用の本を作るだけでも大変なのに、どうして「無料配布」まで作るのでしょうか。
【メリット1】たくさんの人に手に取ってもらいやすい
イベントにはたくさんの人がやってきますが、サークルもいっぱい。その中で、初めましての人の本を購入するのはとてもハードルが高く感じられます。だからと言って、スペースの前で立ち読みをするのも気が引ける……
そんなときに、無料配布があるとどんな作品を書いているのかアピールできますし、参加者も気になるサークルの作品を気軽に読むことができます。ある種、Win-Winのメリットがあります。
【メリット2】購入者のお得感
購入した人にとってもメリットが。頒布する本に関連する内容ではなくても、やはりおまけがつくと得した気分になるのではないでしょうか。
また、頒布する側としては、購入してくれたお礼の意味も込められます。
【メリット3】より好きなものが書ける!
頒布用の本は歓声したけれど、まだもう少し書きたい……でも本にするほどでもない……というときに無料配布は役立ってくれます。そのときのパッションをそのまま紙に落とし込めるので、もしかすると本よりも熱い作品ができるかも!?
ふと思いついたスピンオフを認めるのもいいですね。
まずは好きなようにつくってみましょう!
無料配布は作りたいけど、どうしたらいいのかわからないという人もいるはず。でも、あまり形態にとらわれず、自由に作るのもあり。
1ページだけでプリントアウトするのもよし、両面印刷で、二つ折りにした形でも良いかもしれません、ほかにはハガキサイズに印刷するという手もあります。
書く内容もこぼれ話から、今後の活動予定などさまざま。無料配布で、自分でやってみたいことを試す、というのもひとつのアイディアかもしれません。
無料配布はなくても大丈夫。気が向いたとき、作りたい! と思ったときに作りましょう。本についてもそうですが、楽しんで作れることが一番。その瞬間、もっとも作りたいものを形にしましょう。