好きなのに、よそ見をしてしまう。【ショートコラム】

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今日は好きなモノの話をしたいんですが、いいですか? いいですね? しますね。

文房具が好きだと思っていたのだけれど、最近、手帳が好きなんだな、と気がついた。

デジタルが主流になった今、手帳を持ち歩く意味……と思われてしまうかもしれない。でも持ち歩かないと落ち着かない。

手帳にはいろいろとこだわりがある。

サイズはA5がマスト。マンスリーとウィークリーの両方があって、ウィークリーはバーチカルがいい。カレンダーは月曜始まりでないと。紙は方眼じゃないと絶対に嫌だし、紙質もペンの滑りが良くないと満足できない。あとフリーページもたっぷりでお願いします。ガントチャートもあるとなおいい。最近、手帳にいろんな付録がついているけど、これは最小限でいい。使わない付録がついていると気になってしまって。手帳を使いこなせていない気がして。

そんな私の願望を全て叶えてくれるのが永岡書店の1月始まりA5方眼バーチカルで、ここ数年愛用している。

が、2022年、なぜか発売されず。そのときは本当に困った。いくつも手帳を試し、結局どれもしっくり来ず完全な手帳難民。そしてかなりの金額を手帳に使ったので、復活したときの喜びと言ったら!

結局、この手帳と相性がいいペンやマスキングテープ、付箋などが欲しくて文房具を買っているところがある。今欲しいのは手帳カバー。しっくりくるものがなくて、ずっと探している。

そんなふうに生活の一部であることは間違いない。廃盤になってほしくなくて、ことあるごとに人に勧めている。

……のに、4月になるとどうしても手帳売り場で1時間ぐらいはウロウロしてしまうのはなぜか。これからは一生あなたとだけ、と決めていたはずなのに。

Text/ふくだりょうこ

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