春アニメをチェック『怪獣8号』【ショートコラム】

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まだまだ続く、新作アニメ。

今回は『怪獣8号』。「少年ジャンプ+」にて連載中の作品で、怪獣が日常生活を脅かすようになった日本が舞台。新宿駅のサイネージで予告が流れていたんだけど、それに惹かれて。怪獣デザイン&ワークスが「エヴァンゲリオン」のスタジオカラーらしい。スタジオカラーだと思って観るからか余計に「それっぽさ」を感じる不思議。

怪獣は自然災害のように襲ってきて、それらを日本防衛隊の隊員が駆除。もちろんその中には市民が憧れるようなヒーローも登場する。主人公のカフカは怪獣死体の解体業者・モンスタースイーパーで働いている。

確かに自然災害ってある意味、怪獣みたいなものだよなあ……と妙に納得。そして怪獣が倒されたらそれを片付ける人も絶対に必要なわけで。頻繁に現れるなら、解体業者も必要なわけで……怪獣に怯えて暮らすというよりは、日常生活に怪獣がなじんでいる状態がわりと恐ろしい。でも海外から見ると、地震が起こってもさほど動じない日本人はこんなふうに見えているのかも……。

怪獣が登場するだけではなく、最後には予想外の展開が待ち受けていたのだけれど、スピード感ある1話にはすっかり引きこまれてしまったので、継続視聴決定。原作のほうは読んでいないので、これからどんな展開になるのか楽しみに待ちたい。

Text/ふくだりょうこ

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