【2023年版】映画化された小説作品5選|最近人気のおすすめ

白黒映画の時代から現代にいたるまで、小説が原作の実写映画は、世界中で名作が生まれています。2023年公開“小説原作映画“も傑作揃いなので、話題作を中心にご紹介します!

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もくじ

仕掛人・藤枝梅安 (2月、4月公開)

池波正太郎のベストセラー時代小説「仕掛人・藤枝梅安」シリーズが、池波正太郎生誕100年記念として映画化されました!こちらは2部作となっています。

鍼医であり仕掛人の梅安を豊川悦司さん、楊枝作りの職人であり仕掛け人の彦次郎を片岡愛之助さんが演じ、時代劇という渋い題材にも関わらず、メインキャストのお二人が「色っぽすぎる」「渋くてかっこいい」という声が若い世代からも上がっています。

また映像やアクションがスタイリッシュなことから「新時代の時代劇」とも言われ、2ヶ月後に公開された後半と合わせて大きな話題を呼びました。

赤と白とロイヤルブルー(8月公開)

NYタイムズ紙のベストセラー小説を映画したこちらは相性最悪の“アメリカ大統領の息子”と“イギリス王子”が、大人の事情で“仲の良いふり”をしているうちに恋に落ちてしまうというロマンチックコメディーです。

今をときめくテイラー・ザハール・ペレスとニコラス・ガリツィンの麗しい姿と、華やかな美術、スタイリッシュな演出と音楽、甘く切ない物語という、終始“目も耳も心も幸せ”な現代のお伽話。一方でLGBTQ問題や、政治や王室制度にも切り込んだ社会的な要素もしっかり組み込まれ、バランスも抜群。今作で大注目となったテイラー&ニコラスの今後も目が離せませんよ♪

春に散る(8月公開)

沢木耕太郎さん作の傑作ボクシング小説を、佐藤浩市さんと横浜流星さんが大熱演したことで大きな話題を呼んだこちらの作品。

とくに、かなり本格的にボクシングに取り組んだ横浜流星さんがプロテストに合格したことはニュースにもなりました。

原作の男臭さ、泥臭さをしっかりと表す一方で、人物の心理描写などはかなり繊細に描いています。とくにボクシングの試合のシーンは実際の試合を観ているような感覚に陥ります!熱い人間ドラマを観たい人はぜひ!

スイート・マイホーム(9月公開)

神津凛子さんによる、小説現代長編新人賞受賞作が原作のこちら。「小説も映画も楽しいけど怖い……」と、大きな話題を呼びました。

ホラーのぞわぞわと背筋が凍る雰囲気がありながら、ミステリーとしてのしっかりとした構成で先の読めない恐ろしさがあります。

物語は、とある家族が一軒家を建てるところから始まります。家の冷暖房や設備をタブレットで管理できることが売りの「まほうの家」で家族三人暮らし始めます。

誰もが羨むような幸せな家庭に見える清沢家ですが、本当は綻びだらけ。問題を抱える実家や不倫問題…「家の中に誰かいた」と家族が言い出す中、大きな事件は起きてしまいます。

主演の窪田正孝さんの迫真の演技も必見です!

窓際のトットちゃん(12月公開)

黒柳徹子さんによる世界的大ベストセラー(全世界累計部数2500万部!!)「窓際のトットちゃん」初めてのアニメ映画化です。ドラえもんシリーズで有名な八鍬新之介さんが監督を務め、主演には子役の大野りりあなちゃんが選ばれました。

黒柳さんは「本を読んだ人のイメージが大切」と、これまですべて実写映画化を断っていましたが、アニメと聞き「若い人にも観てほしい」という思いで承諾。40年以上のときを経て、トットちゃんに命が吹き込まれます。

すでに予告版が公開され、広がる美しく夢のような世界に期待が膨らみますよ♪

小説を読んでから映画を観るのも、映画を観てから小説を読んで味わうのも、どちらも原作ものならではの楽しみ方ですよね!新作情報も続々と公開されているので、続報お楽しみに♪

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