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浮かばないアイデアの出し方を変える「たった1つの方法」【一次創作】|センスを磨く

創作をする上でアイデアはとっても大切。これがないと何も始まりません。「これも書きたい」「あれも書きたい」とアイデアを出しているときが一番たのしい!なんて人もいるのでは?

ただ、アイデアを出してみたものの、実際に形にしてみようと思うとあまりおもしろくないと感じてしまったり……。おもしろいと思っていたはずのアイデアが色あせて見えてしまう場合も。逆に、アイデアがちょっとしか出てこない!と苦しんでいる人もいるかもしれません。

でも、アイデアがたくさん出なくても大丈夫。せっかくアイデアを出したのに満足がいく作品が作れないという人も、気に病まなくて大丈夫!たったひとつのアイデアを作品に仕上げるまでの方法を見ていきましょう。

もくじ

まずは……アイデアってどうやって出すの?

アイデアがあれば物語を作ることができますが、なにもない……となるとさすがに難しくなってきます。アイデアが全く出てこない人はどうすればいいの!?っていう話ですよね。

アイデアを出すというのはひとつの習慣です。

例えば、電車を見たときにどのような連想をしますか?それがひとつのアイデアになります。「電車の中で運命の出会いがあったとしたら?」「この電車が突然トランスフォームしたら?」これがもうひとつのアイデアとなります。

ただ、アイデアは不思議とメモをしておかないと忘れてしまうもの。何かぼんやりと考え事をしているな、という時間帯がある人は、そのタイミングでメモできるものを持っておくようにしましょう。これは紙でもスマホでもなんでもOK。おしゃべりしながら思いつくという人はレコーダーでもいいかもしれません。

ちなみに筆者は歩いているときに思いつくことが多いので、スマホを手に持っているようにしています。

そのアイデア、どう磨く?

さて、アイデアが浮かんだら、こちらを作品にしていきます。

このアイデアのセンスがないんだよなあ、と悩んでいる人はいませんか?実はあまりセンスは関係ないんです。そのアイデアをどのように料理していくかが大事。

例えば、今のクールでやっているドラマのあらすじを見てみましょう。ごくシンプルにするともとのアイデアは同じだった、というものがあるはず。

「記憶喪失」というワードをひとつ切り取ってみても、病気によるものなのか、事故でそうなったのか、によって物語の展開が変わってきます。さらにその先の、記憶喪失からどうやって回復するかによってもまた展開が変わります。そのように、ひとつのアイデアをどういった切り口で成長させていくかによって、物語はまったく異なる形になっていきます。

具体的に物語を作っていくときに、いくつかの派生する展開を考えてみるといいでしょう。いくつかの選択肢があれば、物語にオリジナリティが生まれ、自分が思っていたものよりおもしろいものが生まれる場合もあります。

できればひとつのアイデアから、いろんな展開を作り出すことを習慣づけておくと良いかもしれません。最初は複数の選択肢が思いつかなくても、作品を重ねていくごとに、自分の成長も感じられるはず。そうすることで物語を考えることを楽しんでみてくださいね。

アイデアの具体的な出し方

一次創作で難しいのは、一体どんな作品を作るのか、というところ。

ずっと作品を書いていると、そんな意識もしなくなるかもしれませんが、初めて書くという人、久しぶりに書くという人は一瞬手が止まってしまうのではないでしょうか。

どのようにアイデアを出したり、作品を作っていけばいいのかご紹介します。

気になることはとりあえず全てメモ!

散歩をしたりお風呂に入っているときに思いつくという人は多いのでは? そういう人は思いついたときにメモをすることを忘れずに(お風呂で思いつく人はもちろん、風呂上りに!)。具体的な話ではなくても、キーワードだけでもOK。それが話を作るきっかけになる場合もあります。

また、あえてボーッとする時間を作ることも大事。「話を考えよう!」と構えると逆に思い悩んでしまうこともあるので肩の力を抜くようにしてみてください。

昔の作品を読んでみよう

久しぶりに創作をするという人は、自分が以前書いた作品を読み返してみましょう。

「おもしろい!」と思うか「恥ずかしい」と思うかは人それぞれだとは思いますが、当時の自分の熱量と共に、書きたいと思っていたことも自然と思い出されるはず。

好きな作品を観よう、読もう

自分が好きな作品に触れると、自然と創作意欲が掻き立てられるはず。連想ゲームではありませんが、「こういうテーマなら、自分はこういう話が書きたい」などと思いつく場合があります。

それではパクりだったり設定がかぶったりしない? と思うかもしれませんが、自然と書いているうちに自分の書きたいことが反映されるはず。

思いつかないときは、「今はインプットが必要な時期なんだ」と捉えて、新しい作品に触れてみるのもいいかもしれません。

夢をメモ!?

自分が見た夢を発想のきっかけにするのもひとつの方法です。夢は自分の中にあるもの。見た夢をメモしておくことで、新しい発想が生まれる可能性があります。

そんなことあり得る!?というような夢でも、しっかりと話を組み立てていくと傑作に生まれ変わる場合も?

ただ、自分が見た夢にショックを受けたり、心が落ち込んでしまっているようなときは無理しないのが吉。自分が疲れているのだということを自覚し、休息をとってくださいね。

ひとつのことに捕われないことが大事

なにか書きたい!と思った時点で、書きたいアイデアは自分の中にあるはず。何も思いつかない、と思っていても、実は自分の中にあるものを見つけられていないだけ……という可能性もあります。

「いやいや、この展開はないでしょ!」と自分で決めつけてしまうのはもったいない!「ないでしょ!」と思う展開にこそ、あなたが納得する物語が隠されているかもしれません。せっかくのアイデアの種、柔軟に、大きく成長させてあげましょう。

ホッと息をつき、リラックスできる時間も作ってみてくださいね。

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