作品を作る上で大切なのが、「アイデア」。まずアイデアがあってそこから物語を広げていくことになります。
とは言え、パッとひらめけば問題はありませんが、なかなか思いつかない……というときは苦労してしまうもの。そこで、アイデアの作り方の基本のステップを押さえて、普段の創作に活かしましょう。
STEP1:インプットを増やそう
誰しも、いきなりアイデアを出すというのは難しいものです。そのために大切になってくるのがインプットです。
創作においては好きなジャンルというものがあるでしょうが、ひとつのジャンルにこだわらずにいろいろなものを読んでみることで、発想の幅も広がります。もちろん、小説やマンガだけではなく、映画やアニメ、ドラマも重要なインプットになるはずです。
STEP2:アイデアはたくさん出そう
思いついたアイデアが全てすばらしいものであれば問題ありませんが、なかなかそうはいかないところ。
となれば、アイデアはたくさん出したほうが〇。「数打ちゃ当たる」などという言葉がありますが、悪い意味ではありません。
たくさんアイデアを出すことでその質が上がっていきます。最初は「毎日〇本アイデアを出す」と決めてチャレンジしてみてもいいかもしれません。
STEP3:アイデアをブラッシュアップしていく
アイデアをたくさん出した中から、なにをピックアップしていくのかも大事です。その中で大事なのは「新規性」。
どれだけ新しい価値や世界観を提供できているか、ということです。もちろん、王道も素晴らしいこと。でも全てが「どこかで見たことがあるような物語だな」となってしまうと、やはり自分としても不本意に感じる部分があるかもしれません。出したアイデアになにをどのようにプラスしていけば、より良いアイデアとなるのか、深堀りしていきましょう。
STEP4:自分らしさはあるか
最後にプラスしたい要素がオリジナリティです。自分にしか書けないものなのか、自分の思いをどのようにのせられているかを考えてみましょう。「こういうものが書きたい!」という自分の強い気持ちがひとつのオリジナリティに。こだわりを大切にすることもアイデアを出す上では大切です。
出せば出すほど良いアイデアになる!
大切なのは「これでいいか」で終わらせないこと。「もうひとつ出してみよう」と絞り出したアイデアが、また少し素敵な作品に近づく鍵となるかもしれません。苦しいときもありますが、めげずにアイデアを出していきましょう!