創作活動に使えるBlueskyとは?X(Twitter)との違い|オタクSNS

創作活動をしている方は、普段からSNSに溶け込んでいるように感じますよね。趣味が合う仲間との交流から、公式やファンサイトからの情報集め、また自作の発信まで複数使いこなしていると言う方が多いのではないでしょうか。

SNSにはそれぞれ特徴があり、投稿内容にも傾向があります。

たとえばX(旧Twitter)では思いっきりオタク活動。Instagramでは“映え”写真。Facebookでは日記とリアルな友人との交流など、投稿する内容やフォローしている人も自然と変わってきますよね。

今回は最近めきめきと登録者数を増やしているBluesky(ブルースカイ)についてご紹介していきます。

もくじ

BlueskyってどんなSNS?

Blueskyが生まれたのは2019年。Twitter(現X)の共同創業者のジャック・ドーシーにより作られました。2021年には分社し、その後完全に独立しています。

元々は紹介制のSNSでしたが、今は招待コードは必要なく誰でも参加することができます。これによってユーザー数が増え、2024年現在400万人以上が登録しています。

Blueskyはいわゆる分散型SNSです。ユーザーが自分で自由にサーバーを構築して、ユーザー同士でデータを共有できるのが特徴です。X、Instagram、facebookなどは、特定の事業者によってサーバーが管理されていますが(中央集約型)、最近は自由度が高い分散型SNSが台頭してきました。(Mastodon、Misskey、Blueskyなど)

TwitterがXになるにあたって様々な騒動が起きましたが、トップの一存でシステムや方向性がある日がらりと変わってしまうような危険性が中央集約型SNSにはあります。分散型SNSは、自分主体でアカウトを使うことができ、さらにはアルゴリズムも自分次第なので、快適という方も増えてきています。

BlueskyとXは似てる?

この2つのSNS、見た目はよく似ています。青を基調としたデザインでサイトのフォーマットも近いです。テキストと画像を投稿するというスタイルも似ていますよね。普段Xを使っている人なら違和感なく使いこなせるのではないでしょうか。

2つのSNSを比較してみます。

BlueskyX(旧Twitter)
投稿できる文字数最大500文字最大140文字(課金なしユーザーの場合)
投稿できる画像数最大4枚まで最大4枚まで
投稿できる動画数0最大4本まで
ハッシュタグ機能なしあり
検索機能なしあり
予約投稿なしあり(PCのみ)
DM機能なしあり
アカウントの公開なし選択可
広告なしあり

パッと見ると、Xの方ができることが多い印象はあります。

ただ、逆に自分のパーソナリティーをがっつりと出さなくても良いという気楽さにもつながりますよね。また、動画投稿などは今後できるようになるのではとも期待されています。

オタク活動とBlueskyの相性は?

すでに多くの方が創作物を投稿しています。と、いうのもXでたびたび噂になる「Xが消滅する説」や「アカウント凍結」問題で、かなり多くの創作界隈の方がBlueskyを避難所としました。また現状「インプレゾンビ」などと言われれるアカウントがかなり多く、使いにくさを感じる方も多いですよね。

実際使ってみると「治安が良い」と感じる方が多く、居心地の良さを感じるそうです。元々招待制だったというのがその理由だとも言われています。

声優さんが多くBlueskyを登録したということもあり、アニメやゲームのファンが増えていっている傾向にあります。
また、センシティブ設定がなかなかに厳しいので、しっかりレイティングが守られる安心感はあります。

【ストレートに「エロに厳しすぎる」という声も……】
こちらもSNSやネットニュースで話題になりました。肌色判定がものすごくシビアで、「水着風コスチュームの絵でアカウント凍結されてしまった」「女児向けアニメでNG食らうレベル」という萌え絵の絵師さんたちの嘆きの声も聞こえております。

まだまだ発展中のBlueskyなので、より使いやすく変化していくことは間違いありません。オタクや創作文化と相性が良いかの判断もこれからですが、そもそもSNSとオタク文化は最強の親和性なので、Blueskyもますます多くの創作アカウントが増えると見込まれています♪

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