清廉潔白なヒロインに憧れるけれど【ショートコラム】

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ゴールデンウィークがスタートした。

前半はだいたい取材で都会へとでかけていく。仕事をしている側からすると、電車が空いているのでとてもありがたい……。帰りも座れることが多くて本当に「ありがとう大型連休!」の気持ちだ。なにせ普段から荷物が重いもので、取材帰りに漬物石のようなバッグを持って電車に揺られているとさすがにいろいろと削られる。

基本、移動時間が長いのだけれど、座れる座れないに限らず、だいたい本を読んでいる。昨日はなんとなく気分だったのか、実家で虐げられていたヒロインが、嫁ぎ先で幸せになれるという漫画を読んでいた。

身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される』と『傷モノの花嫁~虐げられた私が、皇國の鬼神に見初められた理由』の2作だ。

ある種、シンデレラストーリーというか……本来は実家でも嫁ぎ先でも幸せなのが一番なんだけれども。どちらもいとこのお姉さんだったり、姉がいじめていたという設定で、やがてその報いは……という展開だ。

この報いを受けることになる過程も興味深いのだけれど、ヒロインが清廉潔白であり続けるというのがすごいな、と思う。だからヒロインなのだろうけれど、現実はなかなかこうはいかない。だからこそ、読みたくなってしまうのかもしれないけれど。

今回ふくださんが読んでいた本はこちら!

Text/ふくだりょうこ

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