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イベント会場の出張編集部って?利用者は?活用のメリットご紹介

「自分の作品について、プロ目線の意見が欲しい」

「正直伸び悩んでいる。なにかアドバイスが欲しい」

「将来デビューするのが夢で、編集部との関わりや担当さんが欲しい」

そうお考えの方には、イベント会場に出展している出張編集部への持ち込みがオススメです。編集部の担当者が、その場であなたの作品を読んで感想をくれますよ。

今回は出張編集部を利用したことが無い方へ向けて、利用することのメリットや参加する際に気をつけるべきことをお伝えします。

出張編集部を利用してみたいとお考えの方はぜひご覧ください。

もくじ

出張編集部とは?

出張編集部とは、同人誌の即売会に出展している編集部のことです。編集部の担当者に直接自分の作品を見せ、意見をもらうことができます。

編集部としても次なる新人を見つけられるので、お互いにメリットがあるイベントですね。

このイベントに参加したことによって担当さんがついたり、連載デビューしたりと、チャンスをもらえる可能性もあります。

編集部に見せるのは、二次創作でも大丈夫です。何かしらの形で完成させたあなたの作品を持っていきましょう。

出張編集部の参加方法は以下の通りです。

  1. 出張編集部のブースに行く
  2. 作品を見てもらいたい編集部の整理券をもらう
  3. 列に並んで待つ
  4. 作品を見てもらう(約10分)※会場によります

そのときの情勢や会場により、参加方法は異なる場合があります。事前に調べておきましょう。

イベント会場に来る出張編集部を利用するメリット

イベント会場に来る出張編集部を利用するメリットは3つあります。

気軽に出版編集部の担当者に話が聞ける

1人で出版社へ行き、ミーティングルームや個室で担当者と話すのは緊張しませんか?

必要なことだとしても、少しハードルが高いですよね。

出版編集部を利用すれば、オープンな場で担当者と話すことができます。作品を見てもらいたい編集部の整理券をとり、列に並んで順番を待つだけで良いんです。

自分一人だけではなく、他にも同じように話しを聞いている人がいるのも、ハードルが低くなっているポイント。

なかには同人誌を販売していて空いた時間で話しを聞きに行く人もいるそうですよ。

一日に複数の出版社と話ができる

複数の出版社が一同に集まっているので、一日に多くの担当者と話すことができます。

イベント時以外で複数の出版社に持ち込みをしようとする場合、移動時間も待機時間もかかるため一日2、3社程度が限界ではないでしょうか。

イベント会場では、待ち時間こそありますが比較的無駄な時間をかけずに複数の出版社に持ち込みができます。交通費も最小限に抑えられるのも嬉しいポイントです。

アドバイスがもらえる&担当がつく可能性も

出張編集部に参加する一番のメリットは、担当者目線からのアドバイスがもらえること。

「こうするとさらに作品がよくなると思う」と、自分の作品を伸ばすための客観的な意見がもらえます。デビューする目的がなくても、アドバイス欲しさに参加する人もいるようですよ。

担当者のお眼鏡に叶うと、あなたに担当がついたり、デビューできたりする可能性もあります。作品を見てもらって損はないですね。

出張編集部はこんな人にオススメ!

出張編集部がオススメなのは、以下のような人です。

客観的なアドバイスが欲しい方

自分の好きな作品を形にしているものの、さらによい作品が作れないか、どうしたら多くの人に楽しんでもらえるのか悩む方もいらっしゃると思います。

自分の作品について客観的なアドバイスが欲しい人は、ぜひ出張編集部を利用してみてください。

他の人の作品を何作品も見ている編集部の担当者目線でアドバイスをもらえるのは、とても貴重な機会ですよ。何か新たな発見があるかもしれません。アドバイスを取り入れても取り入れなくても、こういったやり方もあるのだと知ることはあなたの糧になります。

デビューしたい方

将来マンガ家デビューしたい方は、出張編集部を利用しない手はありません。過去にはこの出張編集部から担当がつき、デビューした方もいらっしゃいます。

出張編集部はデビューするための1つの方法です。編集部の担当者と連絡先がもらえるチャンスでもあります。この機会を逃すのは惜しいですよ。ぜひ出張編集部を利用してみてください。

出張編集部に参加する際に気をつけたいこと

これから出張編集部に参加したいと思う方に、参加する際に気をつけたいことをお伝えします。

完成原稿を持っていく

あなたの力量を担当者に確実に見てもらうために、完成した作品を持っていきましょう。自分で1から設定を考えて書いた作品でも、二次創作でも大丈夫です。同人誌販売会で売ったことのある自分の作品などを見てもらいましょう。

担当者はストーリーや絵だけでなく、文字の量やフォント、コマ割り、線の綺麗さなどトータル的に見てアドバイスをくれます。完成していない原稿を見せても大丈夫ですが、それではもったいないですよ。せっかくなら完成した作品を持っていくことをオススメします。

複数の出版社に見てもらう

出張編集部に参加する上で重要なのが、複数の出版社に作品の感想をもらうことです。

出版社や作っているマンガのジャンルによって、作品への着眼点は異なります。

ストーリー重視の編集部もあれば、絵面重視の編集部もありますよ。担当者は自社の雰囲気に合うかどうかも考えてアドバイスをくれるため、自分の作品にあった編集部を受けるのもオススメです。

ある編集部ではストーリーに力をいれるべきだといわれたけれど、他の編集部からはストーリーはよいけど絵に力をいれるべきといわれた…というような声もありました。1社だけの言葉を鵜呑みにするのではなく、複数社の意見を聞くことが重要です。

見てもらう目的を明確にする

なぜ、編集部担当者に自分の作品を見てもらいたいのか。何を知りたいのか。自分が出張編集部に話を聞く目的を明確にすることをオススメします。

担当者1人に話を聞ける時間は、10分程度と時間に限りがあることがあります。後から「これ聞きたかったのに」とならないように、事前に聞きたいことはメモをしておくとよいですよ。

ご自身が作品を作る上で悩みがあるようでしたら、それも忘れずに聞くようにしましょう。限られたチャンスを活かせるようにしたいですね。

また、できればメモ帳や書くものを持っていきましょう。編集担当者のアドバイスを聞き漏らしたくない方は、事前に許可が必要ですが録音するのもオススメです。

連絡先を交換するための名刺を作ってみてもよいかもしれませんね。

せっかくのチャンスを逃さないように準備していきましょう。

イベント会場に出展している出張編集部のススメ

同人誌即売会などのイベント会場に出展している出張編集部の利用がオススメな理由や、参加の際に気をつけたいことをご紹介しました。

出張編集部のメリット

  1. 気軽に編集部の担当者と話ができる
  2. 一日に複数の担当者と話せる
  3. アドバイスがもらえる
  4. 担当がつく、デビューできる可能性がある

編集部の担当者と面識ができてアドバイスももらえるのは、非常に貴重な機会ですよ。

複数の編集部と話すことによって、客観的な意見や編集部目線の意見を得られます。

もらった意見を反映するしないは作者次第ですが、よい気づきになるのではないでしょうか。 デビューしたい人にとってはまさに千載一遇のチャンスです。この機会を逃したくないですね。デビューを考えていない方も、同人即売会に参加したついでに作品をみてもらってはいかがでしょうか。

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