定期的にブームが起きるSNS上でのバトンの文化。今はX(旧Twitter)ブログなどで目にすることが多いですが、mixiや前略プロフィール、GREEなどでは一大ムーブメントを巻き起こしました。
年齢層がとても幅広い創作界隈では「懐かしい!」「はじめて知った」どちらの声も聞こえてきそう♪
そもそもバトンってどんなもの?
そして、創作バトンって?
詳しく解説していきます!
SNS上の“バトン”とは?
「100の質問」などのアンケートが基本です。
自分の趣味やキャラ、パーソナリティーを知ってもらうためのアンケートで、それに回答しSNSで公開した人が次の人を指名していく。というのが基本的なルールです。「◯◯にまつわる10の質問」などテーマが設定されているものも多いです。
バトンの目的って?
ずばり「自分を知ってもらう」「相手のことを知る」「新たな交流」です。SNSの時代で特に顕著になった「語りたい願望」が満たされるので、特別な高揚感があります。また「あなたのことを知りたい」という目的でバトンが回ってくることも嬉しいですよね。
創作バトンって?
創作は基本的に1人で行うことが多いので「他の人はどうやって作品を作っているんだろう」と思うこと、多いですよね。好きな作家さんの頭の中をのぞいてみたいという願望を叶えるのが創作バトン。
バトンを受け取る側も、あらためて言葉にすることで「自分にとっての創作」と向き合うことができるので、気づきがあります。また創作界隈の方は「言葉で伝える」ことが好きで上手な方が多いので、思いがけない力作が生まれることも多いんですよ。
創作バトンの質問一覧
- アイディアとかどうやって出してますか?
- アイディアが出やすい場所は?
- 作品仕上げるのにどれくらいかかる?
- 今までで一番嬉しかった感想は?
- 尊敬する人は?
- 目標とかありますか?
- 描きたいジャンルは?
- 回してくれた人の作品どう思う?
- お疲れ様でした!
- 最後に回したい絵描きさん字書きさんをどうぞ!
一般的にこのような内容のバトンが出回っています。とくに送る側もドキドキしてしまうのは、最後の質問。普段の交流で面と向かって聞く状況もなかなかないので、普段聞きずらいことを聞けるのもバトンならでは。
バトンのルールって?
特に主催がいるわけでもないのでルールはないのですが、マナーはあります。実は、バトンのチェーンメール化を危惧して「バトンは推奨していません」と明言しているSNSもあります。
また、バトンが回ってくることに煩わしさを感じたり、ライムラインが誰かのバトン投稿だらけになることを望まないユーザーもいるので、空気を読む力も大切です。
バトンを楽しもう!
創作バトンはハッシュタグ検索をすることもできるので、様々な作家さんの創作の取り組み方を読むと学びも多く、楽しめるジャンルも広がります。また、バトンを作品のキャラで回してみるのもとても楽しいですよ。
同じ趣味の人たちと盛り上がるのはもちろん、キャラへの理解が深まります。仲間内で“なりきり”を楽しむのも良いですよね。
ぜひ、マナーを守りながら創作バトン、楽しんでみてくださいね。