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ネタに困ったら!恋愛小説あるある展開7選|おすすめシチュエーション

世の中に数多くある恋愛小説。恋愛のカタチは十人十色ですが、恋愛小説となるとやはり「先が気になる!」「ありがちだけど、早く続きが読みたい!」という展開があります。そんなあるあるな恋愛小説の展開をご紹介します。

もくじ

ヒロインが揺れる王道の三角関係

昔から変わらず定番のひとつと言えば……そう、三角関係です!素敵な男性、2人に言い寄られ、揺れるヒロイン……一体どちらを選ぶの!?とハラハラドキドキ。

ポイントは、2人とも魅力的な男性だということ。例えば、AとBの男性がいたとして、Aと付き合うんだろう、と思いつつもBにも大逆転のチャンスが残っているのでは!?という期待を持てるようなキャラクターがベストではないでしょうか。

また、「魅力的」のタイプもさまざま。似たタイプの魅力を持っているのだとしたらより迷ってしまいそうですし、真逆のタイプならそれはそれで……。

ただ、注意したいのは、ヒロインのどっちかずの状況が長く続いてしまう場合。そうすると、読んでいる側としては「いつまで経ってもフラフラしていて相手がかわいそう!」とヘイトを抱いてしまいます。三角関係だからこそのヒロインの誠実さを大事にしてくださいね。

相手に忘れられない女性がいる

「好きになった男性と良い雰囲気! 相手も私のことを嫌いじゃないみたいだけど、一歩踏み出してくれない!どうして!?」……と思っていたら、実は彼には忘れられない女性がいた……という展開です。

女性は元カノ、初恋の相手、相思相愛だったけど何かしらの事件で結ばれなかった、などなど、忘れられない理由はさまざま。おまけに「二度と会うことはない」と言っていたはずなのに、その女性が彼の目の前に現れて……。三角関係は三角関係でも、ヒロインが選ばれるかどうか、というハラハラが醍醐味です。

ステキな男性2人との三角関係もそうですが、相手の女性も魅力的であると◎。ヒロインのライバルなら、性格が悪い女性を書いたほうがヒロインを応援できるのでは?と思いますが、好きな人が昔好きだった女性の性格が悪いって……なんだかちょっぴり、嫌な気持ちになりませんか?

こういう場合の女性のキャラクター像を作るときは、「好きな人がどんな女性と付き合っていたら納得ができるか」というのをひとつの基準にしてみるといいかもしれません。

第一印象は最悪だけど……

出会いが最悪なほど、恋愛に繋がりやすい!? しかし、第一印象が悪いからこそ、そのあとは好感度が上がっていくしかない、ということがあり得るようです。

わりと、恋愛は減点方式になりがちですが、第一印象が最悪だとプラスにしかなっていかないのが良いのかもしれません。

極端な話で言うと、ヤンキーものが当てはまります。優等生が雨の中で子猫を拾ってもなんとも思わないけれど、ヤンキーが拾ったら爆上がり。……でもそう考えると優等生は損ですね、拾わなかったらおそらく好感度は爆下がりです。

さらに付き合うまではいろんな女性と関係を持っていたのに、ヒロインと付き合い出した途端に彼女一筋に! しかし、ヒロインはそれが信用できずに、彼の一挙一動に翻弄されるという展開はやはり最後まで目が離せません! そこで、彼が嫉妬してくれたりするとさらに好感度がアップ。

また、遊んでいた彼の「こんな気持ちになったのはお前が初めてだ」というセリフの効果はバツグンです!

彼氏を奪われたあとの……

長く付き合った彼氏。結婚までもうすぐかと思っていたら、突然の別れ!それも彼が浮気をしていたり、別に好きな人ができたり、と彼氏のほうに問題があるパターン。傷ついているところに現れるのが、ひそかにヒロインのことを好きだった男性。猛アタックを受けて、ヒロインはやがて新しい恋を……と思っていたら、元カレがヨリを戻そうと言ってきたり。

ここでポイントなのは三角関係というより、元カレがしつこかったり、理不尽な言動がきっかけで、逆にヒロインと今カレの関係が深まっていくということ。恋愛の展開が気になるというよりは、元カレをどのように成敗するかのほうが気になるかもしれません。

また、「私、どうしてあんな男と付き合っていたんだろう?」と気がつくのもポイントです。

そういう体験をしたことはあるはず。若気の至りということかもしれませんが……そんな悪い夢から目覚めさせてくれるのは、真の王子様であってほしいものです。

障害を乗り越えて……

いわゆる「ロミオとジュリエット」です。年の差や、身分違いの恋などはやっぱり鉄板の障害です。それを2人で乗り越えていくうちに仲が深まっていきます。

あと、シンプルに愛し合っている2人は邪魔者が入ったほうが愛は盛り上がります。意気揚々と入ってくる邪魔者は結果的に空回りさせると、読んでいるほうの爽快感もあるでしょう。

また、障害を乗り越える際も緩急をつけてみましょう。盛り上がっているときはどんな障害だって乗り越えられそうな気持ちになるのは当然のことです。でも、障害が大きければ大きいほど、ふとしたことで不安にさいなまれて「この恋、ダメかもしれない」と心が折れそうになってしまいがち。

そんなハプニングを乗り越えるのは、相手の強い気持ちがあるからこそです。なので、恋愛曲線を作るときに、2人の不安の曲線重ねないようにしましょう。「もうダメかも」という想いが一致してしまうと、本当に別れてしまうので……。どちらかが諦めの悪い性格だとお話は作りやすいはず。

危険を乗り越えるのも王道!

パニック映画などのラストシーンで男女のキスシーンが多いことに子どものころ疑問を持ったことはありませんか?

映画の冒頭で偶然知り合った男女が、物語が終わるころには愛し合っている……というのが子どものころは理解できなかった人もいるはず。あれはなぜかというと、危険を乗り越えていたからなんですよね。

絶体絶命の大ピンチ、一緒に乗り越えたらそりゃあ絆も強くなるというものです。ピンチを乗り越える、という共通の大きな目標があることも結束力を強めるポイントに。おまけに、危険な場面というのは相手の本音が垣間見えるもの。短い時間で本音を見せあえるからこそ互いの信頼度が高まるのかもしれません。

ただ、そのあとも長くその関係が続くかといったら難しいところ。続編で別れているのも、それはそれで……。また、恋愛メインの物語が作れるかというと、ちょっと変わってくるので、その点にはご注意を。

幼馴染は鉄板です

そして忘れてはならないあるある展開が「幼馴染」の設定。昔から知っているアイツをいまさら好きになるわけがない……と思っていたら、大人な横顔にドキリ。子どものころと、大人になってからのギャップがまたキュンと来たりするのです。

さらに、お互いに「昔から知っている相手」だからこそ、誰かに奪われるのが悔しかったり? 逆に昔から知っているからこそ、なかなか始めの一歩が踏み出せなかったりもするのですが、そのじれったい感じもキュンとできる要素になったり。

そして、危険を乗り越えて……というパターンとは逆で、こういうタイプは長く関係が続く可能性も大。

定番の展開は避けたほうが良い? と思うかもしれませんが、それをどう生かすかが腕の見せどころ。まずは自分がどんな展開ならドキドキするか考えてみるのもいいかもしれませんね。

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