【同人イベント】値札の作り方と便利なテンプレートまとめ|ネップリ

イベントの際に、複数の本を並べるときにあると便利なのが値札です。

「全部同じ金額だから、わざわざ書かなくてもいいでしょ!」と思うかもしれませんが、立ち読みをしない限り、その本がどういう内容なのか、分かりません。購入を検討している人にとって、即売会では値札が大切な情報源となるのです。

とは言え、どんなふうに値札を作ればいいか分からない人も多いはず。本稿ではそんな値札の作り方をご紹介します。

もくじ

値札に必要な情報は?

まずは頒布価格です。これを書かなければ何も始まりません。

続いては、「新刊/既刊」情報です。買いに来る人の中には、新刊だけを買いたい人も、既刊だけを買いたい人もいます。記載しておいたほうが親切でしょう。

続いてはページ数です。ページ数によって、どれぐらいのボリュームの本になるのかを少なからず想像することができます。手に取る側が重視しているポイントのひとつです。

また、重要なのが「R18表記」です。R18の作品の場合は、18歳未満の人が間違って購入してしまわないように気をつける必要があります。R18作品と全年齢向けの作品、両方を取り扱っている場合は、どちらにもその旨を記載しましょう。

即売会や場所・会場によってもガイドラインが異なることがため、かならずイベント主催者の公式サイトを確認するようにしましょう。参考:Akaboo公式ガイド R18について考えよう

最後はあらすじです。とは言え、しっかりとあらすじまで書くのは難しい……という人は、キャッチコピーや、「シリアス」「ホラー」「ラブストーリー」などジャンルだけでも書いておくと〇。

値札はどうやって作る?

百均などで、値札になりそうなカードも販売されているので、それを利用するのもありです。手書きは個性が出ますし、なかには「ポップを書くのが得意!」という人もいるでしょう。

ただ、苦手な人はパソコンやスマホで制作を。Canva(キャンバ)などを活用して作ってみてもいいかもしれません。

サイズの目安は名刺(91×55mm)からハガキ(100mm×148mm)サイズ。デザインは自分で考えるのもよし、テンプレートを活用するのもよし。

バランスよく必要な情報を記載していきます。できれば、価格は太字にするなどフォントサイズを大きめにするなど、見やすさを心掛けてみてください。印刷はコンビニなどでもOK!

マルチコピー機を使ってみる!

コンビニでは印刷だけではなく、同人イベントに活用できるテンプレートも配布しています。値札だけではなく、スタンドポップやスペース表示などといったアイテムも。

ほかにもペーパースタンドなどがあり、初めてのイベント出展でどんなふうに準備すればいいのかわからない!という人にもおすすめです。

そのほか、値札のテンプレートはpixivなどでも探すことができます。

値札はどんなふうに配置する?

定番は、カードスタンドなどで立てる方法です。その際は、少し上向きの角度にできると良いでしょう。なぜなら、買いに来た人は上から値札を見るためです。見やすいと、それだけでもスッと頭に情報が入ってきます。

見本誌に張り付けるのもアリ。ただ、表紙もしっかり見てほしい、ジャケ買いがする人もいるかも!という場合はカードスタンドを使用するのがベストです。

何よりも、手に取る人が見やすいことを重視して設置するようにしてみてください。

ついつい、後回しになってしまいがちな値札の準備。でも、イベントではとてもお役立ちなアイテムです。ぜひ早めに入稿をして準備をしておきましょう。また、いざというときのために、値札のテンプレートを印刷したものを会場に持っていっておくと、いざというときに役立ってくれるはずです。備えあれば憂いなし!そして早めの入稿を!

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