創作活動中はどうしても長時間座ったままになってしまいますよね。
さらには普段もお仕事がデスクワークの方は、オンもオフもパソコンやタブレットとにらめっこで、いつの間にか体がガチガチに……なんて嘆きはあちらこちらから聞こえてきます。
頭痛から始まり、目、首、肩、背中、腰、足はむくんでだるくなり……。そのまま放っておくとヘルニアなどやっかいな症状にもつながります。慢性化しないように早めに対処することが大切です。
ほんの少し体を動かすことを意識するだけで、改善されますよ。体を動かすのが苦手な方にこそおすすめな簡単&効果抜群のストレッチをご紹介します。
首から上!
頭痛解消!頭と首のストレッチ。パソコンやタブレットの作業でまず疲れを感じやすいのが目。眼精疲労からくる首こや頭の重い痛みは肩こりにつながります。全身の疲労を溜めないために、まずは首から上をすっきりさせましょう。
こちらは、首のストレッチをしながら眼球をしっかり動かすことで目の周りの筋肉をほぐすことができます。
とくにスマホを見る時間が長い現代人は慢性的な疲れ目です。情報の入り口である目をしっかりケアすることはとても大切ですよ。
肩がバキバキになる前に……
頭を支えている首から肩は、デスクでの作業時間が長引くにつれ、ズドーンと重く、硬くなっていきます。
座ったままでOK!しっかり回して血液を循環させましょう。お昼ご飯後の、うとうと眠くなる時間にもぴったりです。頭がシャキっとしますよ。
昨今はYouTubeなどで動画を見ながら一緒に肩のストレッチができるので、何も考えずに真似しているだけOK。没入できるので、頭も空っぽになり気分転換にぴったりです。
背中のハリの解消に。
肩こりや腰痛より気づきにくいのが背中の張り。気づかないうちにバキバキに筋肉が硬直し、攣ってしまうようになると激痛が走り大変です。そうなる前にじっくりゆっくり伸ばして少しずつほぐす習慣をつけましょう。
腰痛が深刻化する前に。
古今東西、多くの小説家や漫画家を悩まし続けてきたのが腰痛です。
連載を抱える売れっ子漫画家がヘルニアの手術をするために長期休養……なんてニュースを目にすると、いかに長時間の創作が体に負担があるか考えさせられます。
腰の不調が深刻化する前に、しっかりとほぐしていきましょう。
こちらはヨガのインストラクターさんと腰痛予防のストレッチを一緒に行う動画です。健康のためにヨガを始めたいと考える方も多いので、良いきっかけになりそう!
だるい足のむくみに。
女性はとくに冷えや体調によって、足が重く、だるくなります。浮腫んでしまうと朝と夜では足のサイズが違ってくるほど。
「ふくらはぎは第二心臓」と呼ばれ、足元の血流を良くすると、体全体の冷えも解消されていきます。しっかりと足を動かすことを意識してみましょう。創作作業中の習慣にできると良いですよね。
休憩の目安は1時間半。集中して作業しているとあっという間に過ぎてしまう時間です。エアコンの効いた室内だと乾燥し、喉もカラカラになっているので水分補給も大切です。
カフェイン入りのコーヒーやお茶を摂りすぎると逆に脱水につながるので、水やハーブティーがおすすめです。
しっかり水分を摂って、体を動かしていきましょう。習慣にすれば作業効率もUPし、作品作りとクオリティーとスピードも上がりそう!
ほかにも、頭の先から足まで全身を通してしっかり動かすことができるので、参考にしてみてくださいね。長く創作活動を楽しめるように、健康を意識することは大切ですよ。