自分のために書く!創作活動のメリット紹介|誰にも見せない日記

「漫画や小説を書いてみたいけれど、人に読まれるのは恥ずかしい」と感じていませんか?

勇気を出してネット上で公開しても、何も反応が無かったり、批判されたりしたらどうしよう……と不安になりますよね。

そんな時は、“誰のためでもない自分のためだけの創作”をしてみてはいかがでしょうか。

自分だけが楽しむための創作なので、他人の反応について心配する必要がなく、自由に好きなものを書くことができますよ。

この記事では、自分のためだけに創作すると得られるメリットと具体的かつ簡単にできる方法についてご紹介します!

もくじ

自分だけ楽しむ創作のメリット5つ

創作のハードルが下がる

創作した漫画や小説を誰かに見せる際は、誤字脱字がないかどうか、キャラクターの書き分けができているか、この説明で分かってもらえるのか……など細かい部分が気になってしまいますよね。

「何度も見直したはずなのに、公開してから間違いに気づいた」という経験がある方もいるでしょう。

せっかく作品を完成させても、「失敗した」という嫌な思い出が残ったらモチベーションが下がってしまいます。

しかし誰にも見せない創作なら、たとえ間違いがあっても、後から好きなだけ修正できるので安心ですよ。

ちゃんとした漫画や小説といった形ではなく、メモ書き程度でもOKです。

自分で考えたストーリーですから、簡単なメモでも意味が分かりますし、それはもう立派な作品といえます。

そのように考えると、創作のハードルがグッと下がりませんか?

失敗を恐れず、思いつくままどんどん書いて、まずは1点でも作品を完成させることを目指してみてください。

決まり事から自由になる

コンクールなどに作品を応募する場合は、文字数やページ数などの規定があります。

もちろん、締め切りも決まっています。

作品をネット上で公開する場合や、同人イベントで販売する場合も、サイトごと・ジャンルごとに守らなければならないルールがあるでしょう。

作品の良いアイディアを思いついたのに、規定に収まらなかったり、締め切りに間に合わなかったりして、完成を断念してしまったらもったいないですよね。

誰にも見せない創作なら、そのような決まり事は一切ありません。

作品の長さやストーリー展開、創作にかける日数も、全て自分の自由にできます。

誰かの著作権やプライバシーを侵害してしまう心配がないので、実在する人物やお店を作品に登場させる、などの遊びもできてしまいますよ。

ストーリーが思い浮かばない時に、好きな作品を真似したとしても、クレームを言われることはありません。

むしろ自分が好きな作品には、自分の好きな要素・楽しいと感じる要素が詰まっているので、それを積極的に取り入れてみましょう。

面白い漫画や小説を書くための勉強にもなります。

他人の評価が気にならない

ネット上に作品を公開する際には、見た人からの「いいね」やブックマーク、コメントなどの反応を期待してしまいますよね。

良い反応があればモチベーションの向上に繋がりますが、時には誰からも反応が無い場合や、辛辣なコメントをもらってしまうことも……。

たくさん反応をもらっている人と比較して、自信を失ってしまうこともあるかもしれません。

しかし創作の目的は、誰かに評価されることではないはずです。

自分が想像したストーリーを、自分で納得のいく形に書き表すことが、創作の目的であり楽しさではないでしょうか?

誰にも見せない創作なら、他人の評価を気にする必要はありません。

創作をする中で「面白い!」や「楽しい!」という気持ちになれたら、それで良いのです。

他人の評価は気にせず、自分自身の気持ちに集中してみてください。

自分の「好き」と向き合える

好きな作品と出会い、「推しのキャラクターやカップリングについて語りたい・妄想したい」と思って創作を始める方もいるでしょう。

ところが二次創作の場合、元ネタとなる作品を知っている人が多いので、他のファンと意見が合わずに辛い思いをすることもあります。

「こんなことを書いたら、不快に思われるだろうか」と、他のファンに遠慮する気持ちも出てくるかもしれません。

そんな時も、誰にも見せない作品なら、自由に「好き」を詰め込んで創作をすることができますよ。

理想とする物語やキャラクターというのは、人それぞれ異なります。

公式ではあり得ないような展開でも、妄想を具現化するために小説や漫画の腕を磨くことは、決して無駄な努力ではありません。

解釈違いを恐れずに「好き」と向き合うことで、より深く作品を理解することもできるはずです。

作品が“心の安定剤”になる

漫画でも小説でも「書く」という行為は、自分の考えを整理して、心を落ち着かせる効果があります。

誰にも見せない創作なら、恥ずかしがらずに自分をさらけ出すことができるので、さらにリラックスする効果を得られるでしょう。

世界観やキャラクター、ストーリー展開も全て自分好みにできますから、書いていてとても楽しいはず。

日常のストレス発散や気分転換に、創作活動はとてもおすすめです。

公募やイベントのために書く作品とは違い、締め切りに追われることもないので、ゆったりと余裕を持って創作することができますよ。

そして書き終えた作品は、読み返す度に幸せな気持ちになれる“心の安定剤”になるでしょう。

1部からでもつくれる印刷所もあるので、自分が満足いく作品として仕上げていくのも素敵です。

何年か経った後に、「あの時はこういう話が好きだったんだなぁ」と振り返る記録としても価値があります。

ぼっち創作には「日記」がおすすめ!

みなさん、日記は書いていますか?

意外に思われるかもしれませんが、実は自分用に日記を書くことで創作活動にいろいろなプラスの面があるのです。

文章力アップ!

大切なのは「毎日書く」ということ。毎日、短編を書こうと思ったら大変ですが、日記なら少しハードルは下がります。

ただとりとめない日記を書いているだけで、文章力がアップするの? と思うかもしれませんが、大丈夫! 文章を書くことは筋トレと同じです。腹筋を毎日、少しでもやっていれば、効果は出てきます。短い日記でも、確実に力になっていきます。

観察力がアップ!

日記に書くようなことが何もない……という日もあるでしょう。ただ仕事をして、食事をしてあとは寝るだけ。でも、日記を書くとなると、自然と「何か日記に書くような出来事はないかな?」と探すようになります。

日常の中で、変わったことはないかな? と探してみたり、今までだったらスルーしてしまっていた景色も写真で撮るようになっていたり。そんなふうに周りのことを気をつけて見ていることで、ひとつひとつの事象に対する観察力がアップしてきます。

創作に使うネタが増える!

日常の何気ないこと、周りで起きたハプニング、そういったものは全て創作の材料になります。ファンタジー小説を書いていたとしても、日常パートというものはあるはず。誰しもが経験しそうなところこそ、リアリティあふれるものが書けるようになると、物語に厚みが出ます。

また、ひとつの出来事が、物語の始まりのきっかけになる場合も。些細な出来事から、連想ゲームをしていくだけで、新たな物語もできるかもしれません。

自分の気持ちを確認!

創作が好きだったとしても、ふとしたときに迷ったり、悩んだりすることもあるはず。

日記にはそういった感情も書き留めておくようにしましょう。その悩みが、自分の創作に登場する「誰か」の想いになる場合も。

そして何より、自分がどうして創作をしたいのか、ということを認識できます。創作に迷いそうになったときに、自分の過去の創作に対する想いが助けてくれるかもしれません。

物語は、たいていは誰かの人生がベースとなっています。日記をつけているだけで、それはあなたという物語に。そんなふうに言うとナルシストに感じるかもしれませんが、あなたの日々の記録は必ず物語を作るお手伝いをしてくれるはずです。

他人の目を気にしない自由な創作も大切

誰にも見せず、自分のためだけに創作すると得られるメリットをご紹介しました。

誰にも見せない創作は

  • これから初めて創作をする人
  • 創作をしてみたいけど、何を書いたら良いか分からない人

このような方に、特におすすめです!

難しいことは考えず、まずは自由に好きなことを書いてみてはいかがでしょうか。

書いているうちに創作に慣れて、新しいアイディアが出てくるようになりますよ。

創作はパソコンやスマホ、または紙とペンがあれば、誰でも簡単に始められます。 ぜひ、気軽に挑戦してみてくださいね!

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